キックオフイベント
・社員総会

加盟店に向けた表彰と、経営方針の共有を図る場として毎年開催している全国大会。コロナ禍以来、最大人数での開催となった。
今回のコンセプトである「on the road」を象徴するのは、会場をクロスするように４方向に延びる巨大なランウェイ。
受賞者は照明に彩られたランウェイを歩きながら登壇・降壇。また会場中央には360度を客席で囲まれたセンターステージを設置し、参加者と近い距離でのスピーチを実現。新たに取り入れた「ハイタッチ登壇」では役員２名が受賞者をお出迎えし、ハイタッチを交わすことで受賞者の自然な笑顔を引き出すことができた。

全長54ｍに及ぶ巨大スクリーンと大量の照明機材によるインパクトのある演出空間を設計。第一部のkick offは次年度に向けて参加者全員が同じ意識を持って目標に向かえるよう、戦略ビジョンプレゼンをグループ全体・ユニット・各社の3部に分けて実施。丁寧な共有を行うことで、より深い理解を促した。第二部のアワードではステージに向かう3本のランウェイを通り、受賞者が称賛を浴び栄誉感を感じながら登壇できる会場設計に。顕著な成果を収めた取り組み事例の共有を行うことにより、受賞者以外の参加者にとっても次年度へのモチベーションアップにつながる機会とした。
イベント業務に携わる参加者が多いため、本イベント自体をイベントのショーケーシングに見立てて制作。本編プログラムには「最先端グラフィックポイ」などのパフォーマンス実演や、技術スタッフがイベントの裏側を解説する「オペ卓ツアー」等を組み込み、会場転換中も 2フロアに渡る「Engagement Loungeスペース」で世界各国の軽食・お酒を楽しめる場や「プリクラ機」「フォトブース」などさまざまなコンテンツを体験できる場を設けた。さらに、お子様がいる参加者も無理なく来場できるよう「Family Engagement Space 」(託児所)を設置するなど、きめ細かなおもてなしを実施。仲間と楽しく過ごしてエンゲージメントを高めるだけでなく、今後の業務の参考になるようなコンテンツをふんだんに盛り込んだ。

多彩な個性を持つ新入社員が、グループ社員として持つべきビジョンやあるべき姿を理解し、オンリーワンの「交流創造の架け橋」として成長していく様を、“Paint the Future”というコンセプトで表現。演出から制作物まで一貫したストーリーで設計した。新入社員一人ひとりが色とりどりのペンで未来の自分に向けたメッセージを書き込めるよう準備した真っ白なキャンバスパネルは、社会人としてのコミットメントを仲間と共有できるとともに、記念撮影の場としても機能し好評を博した。また、事後活用・再利用できるようにキャンバスパネルは折り畳んで持ち運びが可能な素材で制作し、記念撮影用の社名モニュメントも再利用できるよう軽量で作成。その他、「CO2ゼロMICE®」の導入など、サステナブルな取り組みも複数実施。総じて、新入社員を歓迎する「入社式」としての機能はもちろん、キックオフ要素も持ち合わせた催しとした。