税理士法人 青山アカウンティングファーム 様 【周年イベント】青山アカウンティングファームグループ 30周年感謝の集い

周年イベントでお客様に感謝の意を伝えるとともに、
職員も含めて事務所の歴史を共有

2017年に30周年を迎えた青山アカウンティングファーム。新たな年度が始まる4月1日、明治記念館で周年イベント『青山アカウンティングファームグループ 30周年感謝の集い』が開催された。同事務所がはじめて実施した周年イベントについて、松本憲二代表および、実行委員を務めた小林大樹氏、佐藤裕子氏、松本泉美氏、そして当日の運営を担当した井上良江氏、に振り返っていただいた。

長年支えてくれた関係者に、感謝の気持ちを伝えるために

松本代表
青山アカウンティングファームは2017年に30周年を迎えましたが、当初は周年イベントを開催するつもりはありませんでした。というのも、現在いくつもの役職を頂いている立場でやると多くの方々に負担をかけることになると懸念したからです。その一方、知り合いの周年パーティーなどに出席するたびに「ところで、先生のところは何年になるんですか?」と尋ねられたりもしていたので、“やっぱり、やったほうがいいのかな”などと迷ってもいました。
そんななか、知り合いの一人にこんなことを言われたのです。「ここまで続けてこられたのは周囲の人たちの助けがあったからこそ。貴方は皆様に生かされてきたのです。30周年というのは、支えてきてくれた人たちに感謝を伝える良い機会。イベントはやったほうがいい」と。なるほど、これまで支えてくれた周囲の人たちに感謝を伝える機会として捉えるならば、確かにやるべきかもしれないと思いましたね。そこで、お世話になっている方々に感謝するイベントとして『30周年感謝の集い』を開くことにしました。
松本代表

お客様との繋がりを大切にしたアットホームな周年イベントに

松本代表
招待したのは、とくに月次決算などで密にお付き合いさせていただいているおよそ150社の代表者の方々をはじめ、TKC(※)や金融機関の関係者などです。会場と調整して最終的に300名の方をお招きすることにしました。
内容に関しては外部から有名人を呼んできて講演してもらったりするよりも、当事務所とお客様との繋がりのなかで何か楽しいことをできないかと考えました。そこで、当事務所で古くから顧問を引き受けさせてもらっている野球解説者の方に基調講演を、同じく顧問としてお付き合いさせていただいている有名シンガーソングライターの方にミニライブをお願いしたところ、皆さん快諾していただきました。
周年イベントの中身をどんな内容にするかというところまでは、私のほうでイメージを作っていったのですが、「では、具体的にどうやって実現していくのか?」という点については、自分たちだけでは難しいだろうというのがありました。実行委員にしてもそれぞれ通常の仕事がありますから、そのなかで周年イベントの準備をしていくのはたいへんです。これはもう、プロに頼んだほうがいいだろうということになり、JCDに協力をお願いすることにしました。
※株式会社TKC・TKC全国会……会計士・税理士事務所、地方公共団体を対象として情報サービスの提供などを行っている企業。1万人以上の公認会計士・税理士が会員として登録している。

初めて周年イベントに携わる戸惑いをJCDがサポート

佐藤氏
何しろ当事務所にとってもこうしたイベントを実施するのは初めてのことでしたから、何から手を付けていいのかもよくわからない状態でした。そこにJCDが入り、企画書やスケジュールなどをすべて作成してくれたおかげで、周年イベント開催に向けてのさまざまな不安が払拭されていきましたね。とにかく、最初は何をどう組んでいったらいいのかもまったくわかりませんでしたから。
基本的に毎月1回のペースで打ち合わせしていましたが、直前などはこまめにやり取りし、ギリギリまで何度も進行表の上書きに対応していただきました。というのも、松本が次から次へと「やっぱり、あれもやろう、これもやろう」と変更点を追加してくるので(笑)。そういった要求にも柔軟かつ迅速に対応していただけたのは非常に助かりました。
小林氏
周年イベントのスケジュールや予算などについても、はじめはどうしたらよいのかまったくわかりませんでした。JCDに「こういう流れでいきます」と当日までの青写真を示してもらったり、もろもろの費用について「ここについては通常、これくらいのお金をかけます」というように相場感を教えてもらったりできたので、実行委員としても自分たちがやろうとしていることの全体像を掴むことができましたね。

情報の共有を図り、事務所全体で周年イベント成功を目指す

小林氏
準備期間中に気を付けていたのは、実行委員のメンバーだけでなく、そのほかの職員にどのように関わってもらうかということでした。当初はアナウンスが不十分で、事務所全体に周年イベント開催の流れを周知できていなかったので。そこは、松本泉美さんが中心となって一体感を作り上げていってくれました。
松本泉美氏
出席者名簿に記載する事業内容などをお客様に確認してもらう必要もありましたから、周囲の協力が欠かせませんでした。ちょうど事務所としても繁忙期ということがあって、実行委員だけですべて準備するのは難しかったのです。そこで、朝のミーティングなどで進捗情報を共有したり、協力してほしいことを伝えたりしていきました。そのうち、ほかの職員からも「こういう風にやったらいいんじゃない?」と意見をもらえるようになり、いろいろなことがスムーズになっていきましたね。
実行委員も不慣れなことが多くて、イベント直前にいろいろと変更になったりもしたのですが、JCDにはそのたびにどう対応したら良いかをしつこいくらい質問させてもらいました(笑)。私もいっぱいいっぱいだったので丁寧に対応していただいて本当に助かりましたね。

当日の演出の変更にも、JCDが柔軟に対応

松本代表
当日は出席者のなかから8名の方を紹介して壇上で挨拶してもらいましたが、本当は出席していただいた方全員をイベントのなかでご紹介したいくらいでした。さすがにそれは難しいので、私の挨拶のなかで十数人の名前を読み上げ、それに合わせて会場にいるその方に照明を当て、カメラで抜いてモニターに映すという演出をしてもらいました。この演出はイベント当日の朝にJCDに伝えたのですが、大まかな挨拶の原稿を共有しただけでしっかりと対応してくれました。
全体で4時間を超える式典でしたが、お客様のなかには「いろんな仕掛けがあってまったく飽きなかった。時間が経つのを忘れて、あと1時間あっても良かった。先生はエンターテイナーですね」などと声を掛けてくれる方もおりました。皆さんに楽しんでいただけたようで、この周年イベントを開催して本当にやって良かったと思います。とにかく、私が「やっぱりこうしたい」とか次から次に変更するものだから、皆には迷惑を掛けてしまったのですが、最終的に職員からも「やって良かった」と言ってもらえたのは嬉しかったですね。私のわがままを受け止めて協力してくれた、実行委員やJCDにはたいへん感謝しています。

周年イベントを経て増した、事務所の存在感

松本代表
実は出席者名簿を作るか否かに関しては議論もあったのです。というのも、我々は守秘義務のある業種ですから、“あんまりオープンにやるのは如何なものか?”という想いもありました。それでもあえて名簿を作ったのは、ビジネスマッチングをイメージしていたからです。当社の周年イベントがお客様相互にとって新しい出会い場になれば、より喜んでいただけるのではないかと考えたのです。その考えは的中し、イベント後に「この会社を紹介してください」という問い合わせが、私のところだけでも既に10件ほど来ています。
井上氏
なかなかお会いできなかった方たち同士が、「久しぶりに会って話が盛り上がった」と喜んでいらっしゃったりもしましたね。また、周年イベントをやったことで事務所内にも良い変化がありました。あれ以来、お客様のところに行くと、お褒めの言葉をいただいたり、「すごい事務所ですね」と言われたりするようになったのです。私たち自身、周年イベントを通じて、改めて事務所の歴史や実績を認識することができました。また、多くのお客様とともに歩んで来た事務所の一員として、一層頑張っていこうという想いを誰しもが持ったのではないでしょうか。

周年イベントの開催はリーダーシップの醸成にも有意義

松本代表
イベントを行う意義としては、もう一つ、“ガバナンスやリーダーシップを育む”という点も挙げられると思います。私はもともと演劇演出をやっていたのですが、集団でイベントをやるときに何が大事かというと、それは“人を動かす”ということです。イベントによっては20~30人の実行委員が役割分担して動いていく必要があるのですが、皆それぞれに忙しいから思うように動いてくれなかったりする。「会議するぞ」と言っても集まらなかったり、意思の伝達が上手くいかなかったり……。これをどうやって動かしていくかというのが最大の難関で、それだけにすごく良い勉強になるのです。
実際、知り合いを見渡してみても、そういうときに自ら手を挙げて実行委員になる人は、後々、伸びていくんですよね。それはリーダーシップが育つからなのだと思います。今回、当事務所で初めてイベントをするとなったとき、職員にはリーダーシップを学んでほしいとも考えていました。嬉しいことに、ここにいる実行委員は皆、自分から手を挙げてくれました。間違いなく今回の経験がいつかそれぞれの役に立つ日が来るでしょう。

お客様情報

税理士法人 青山アカウンティングファーム 様

所在地
〒107‐0062 東京都港区南青山2-13-2 サンライズ青山ビル101
設立
1987年
URL
http://www.aoyama-af.or.jp/
資本金
8,880,000円
従業員数
25名

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