株式会社リネックス 様 「過去への感謝と未来への挑戦」をコンセプトに理念を次世代へとつなぐ。
JCDと創り上げた社員の心に残る60周年記念イベント

【創立60周年記念式典&パーティー】 LX SHOW

「つなぐ、をつなげてゆく。」を企業メッセージに掲げ、ねじ等の締結部品や機械部品、工具の企画・開発・販売を展開する株式会社リネックス様。同社は創立60周年の節目を迎え、2025年10月、札幌を舞台に記念式典&パーティー『LX SHOW』を開催した。本イベントは、過去への感謝と未来への挑戦を誓うとともに、新経営計画の浸透と社員の絆を深めることを目的として実施。効果的な映像と照明演出で展開された高揚感あふれるステージは社員の心に深く刻まれ、イベントは成功を収めた。プロジェクトを牽引した同社会長の三瓶氏と、実務を支えた執行役員の武笠氏に、JCDとともに仕掛けた記念イベント成功の舞台裏を振り返っていただいた。

●インタビュイー
三瓶昌彦 氏(株式会社リネックス 代表取締役会長)
武笠修治 氏(株式会社リネックス 執行役員 総務人事部長)

左:武笠 修治 氏 / 右:三瓶 昌彦 氏

コンセプトは「過去への感謝、未来への挑戦、そして楽しむ」

三瓶氏:
2025年、株式会社リネックスは創立60周年という大きな節目を迎えました。記念イベントである『LX SHOW』の開催にあたっては、明確な意図がありました。この10年で組織は大きく変化し、前回イベントを行った創立50周年(2015年)当時は約100名だった社員数が、現在では海外拠点であるタイのメンバーも含め140名へと拡大しました。組織が大きくなり、新しい仲間が増えたことで、全員が同じ方向を向くための「場」が必要だったのです。また、2020年に予定していた55周年の記念行事がコロナ禍で中止を余儀なくされた影響で、社員の約半数が社内の大規模なイベントを一度も経験していない状況にありました。

今回のイベントを通じて私が社員に対して最も伝えたかったのは、我が社の「フィロソフィー(理念)」と、それを形作ってきた「歴史」です。そこで企画にあたり、「過去への感謝、未来への挑戦、そして楽しむ」をコンセプトに掲げました。当社は1965年、三進鋲螺(さんしんびょうら)株式会社として産声を上げました。1990年には株式会社リネックス・サンシンへ、さらに創立50周年を迎えた2015年には株式会社リネックスへと社名変更しています。社名を変更しても、根幹にある理念は一貫して変わっていません。日頃から理念の共有には注力していますが、単に言葉をなぞるだけでは不十分です。「なぜその理念が生まれたのか」という歴史的経緯、つまり先達の苦労や挑戦の積み重ねがあって今があるのだというストーリーを理解できてこそ、理念は血の通ったものになります。特に若手社員や海外スタッフには、当社が歩んできた歴史やDNAを肌で感じてほしいという願いがありました。

さらに、このイベントは2025年に策定した新経営計画「LINEX Transformation 200」を全社に浸透させる絶好の機会でもありました。過去を振り返り、現在の立ち位置を正しく認識した上で、未来への挑戦を全員で共有する。そして、この一連の流れを、堅苦しい式典としてではなく、社員が心から楽しめる「最高のエンターテインメント」にしたい。その思いを具現化するために、記念イベントにおいて豊富な知見と実績を持つJCDに、パートナーとして並走してもらいました。ゴルフコンペや社員旅行を含む一連の周年行事を株式会社JTBに依頼していましたので、社員の記憶に残る場の創造にJTBグループが持つプロフェッショナルな視点と運営力を期待しました。

コンセプトを具現化するこだわりアイテムと、期待を超えたJCDの伴走力

三瓶氏:
私の頭の中には、当初からイベントで実現したいイメージがあり、メッセージを形にする具体的な仕掛けを自社で準備しました。

①歴史をつなぐアニメーション『リネックス物語』

創業者が自転車で配達するところから始まる苦労と挑戦の歴史を、アニメーションで制作しました。イントロダクションとして社員の興味を喚起し、会社の歴史を再確認するとともに、エンディングでは未来への挑戦につながるメッセージを込めています。これはイベントだけで終わらせず、YouTubeやHPに掲載し採用活動でも継続して使える「資産」として投資したものです。

▶「創立60周年記念ムービー≪リネックス物語≫」(外部ページ)

②オリジナルトレーナー

ドレスコードを気にせず全員がフラットに楽しめるように、また海外拠点(タイ)も含めておそろいのウェアで、一体感を生み出すことを狙いました。

③「赤」を効果的に使った周年ロゴ

60周年は人間でいえば「還暦」、還暦といえば「赤」です。しかもローマ数字の「LX」は「60」を意味します。通常ブルー一色のロゴの一部を赤で表現(LINEX)、周年記念ロゴとして名刺や広報物に展開し、機運を盛り上げました。

④フランス製の高級記念グラス

赤つながりで、ブランドカラーの赤をパッケージに採用しているフランス製の高級グラス、しかも西暦が刻印される限定グラスを400個用意しました。中にQRコードを添え、そこからアクセスできる社外秘の特設サイトで、会社のディープな60年史を学べるようにし、所有する喜びと知的好奇心を満たす記念品にしました。

⑤LINEXを深く知るクイズの設問

社外秘の社史から厳選した13問のクイズを用意し、懇親会の目玉としました。楽しみながらも、会社を深く知ることができる仕掛けの一つです。

実はもっと壮大なプランも含めて、私の思いをオリエンテーションでお伝えしました。JCDの理解度とアイデア提案のスピード感には驚かされましたね。こちらの要望を形にしたサンプルや具体的なプランが、次のミーティング時に毎回提示されるのです。打ち合わせは実質4〜5回行っただけ。多種多様なイベント実績があるからこその提案力だと思いました。

会場では3面マルチスクリーンを使用しましたが、「180cm以上ある社長がステージに立つと、映像が見えなくなるのでは?」という懸念に対しても、現地検証とシミュレーションで解消。「打てば響く」対応に、全幅の信頼を置くことができました。

『LX SHOW』プログラム

  • ① オープニング映像(アニメーション『リネックス物語』)
  • ② 社長挨拶
  • ③ 手拍子と共にカジュアルな雰囲気で部門長登壇~紹介
  • ④ 表彰式(永年勤続表彰・優秀事業所賞・個人MVP賞)
  • ⑤ 別室での全体記念撮影~事業所ごとの写真撮影
  • ⑥ 社の歴史やトピックにまつわる『リネックス・クイズショー』
  • ⑦ 中締め挨拶の一本締めの拍子に合わせて手持ちキャノン砲を発射
  • ⑧ 「即日編集」×「エンドロール」の1stエンディング映像
  • ⑨ オープニングとつながるアニメーションの2ndエンディング映像「つなぐ」へ

圧倒的な信頼感を醸成した本格的な布陣とハイテク演出

三瓶氏:
札幌の会場に足を踏み入れ、まず驚かされたのはその布陣です。テレビ局の副調整室かと思うほど本格的な調整ブースや機材、JCDが北海道の協力会社と連携して編成した20名近いプロフェッショナルなスタッフ陣が勢ぞろい。リハーサルでその体制を目にして、JCDの本気度を感じずにはいられませんでした。明確な役割分担のもと、的確に動くチームスタッフの姿は、参加社員にも、「会社はこのイベントに本気を出している」という熱量の高いメッセージが伝わったと思います。

懇親会の目玉となったクイズ大会では、JCDから提案されたクイズ専用のシステムを導入しました。チーム対抗戦で、テレビ番組のような早押し演出や、リアルタイムで順位が入れ替わるスコアボードの掲出に、会場は大いに盛り上がりました。「特設サイトの社史を読んでね」といってもなかなか読みませんが、クイズを契機に自発的に社史に触れてほしいと思いました。実は社史を事前にしっかり読み込んでいた社員がいて、マニアックな質問に対しても見事正解! 周りによい刺激を与えてくれました。

そして演出のハイライトは、JCDが提案してくれたサプライズのエンディングムービーです。キャノン砲による金テープが舞い、会場のボルテージが最高潮に達した瞬間、イベント中に会場で撮影されたばかりの各事業所のメンバーの笑顔と名前が、音楽に合わせて3面マルチスクリーンに次々と映し出されました。「自分の顔と名前が、スクリーンに映し出される」。この体験は社員をくぎ付けにし、参加者の集中を途切れさせないままアニメーションのエピローグへ。予算と時間の制約の中で、私たちが求めた「無理難題」ともいえるこだわりを、期待以上の形にまとめ上げたプロデューサーの手腕には、目を見張るものがあります。オープニングからフィナーレまで、当日の進行・演出ともに「完璧」でした。

社員の心に残る、期待を超えた本気の演出

武笠氏:
社員の反応は、私たちの想像をはるかに超えていました。特に大規模な社内行事を経験したことがない若手社員やタイのスタッフは、会場に入った瞬間、3面マルチスクリーンや華やかな照明、スモークといった本格的な演出に圧倒されていました。50周年を知るベテラン社員からも「以前のような内輪のパーティー形式とは全く違う。会社の意気込みを感じた」と、良い意味で期待を裏切られたという驚きの声をたくさん聴きました。

中でも、自分たちが主役となったエンディングムービーや、クイズ大会の反響は絶大でした。早押しシステムにみんなが夢中になり、楽しみながら自然と会社の歴史をもっと知りたい、と思える状況が生まれました。「歴史と理念の浸透」という事務局の狙いが、最高のアミューズメントとして実現できました。最後に役員や幹部クラスがお見送りをしましたが、社員たちが笑顔で「本当に楽しかった!」と口々に語りながら帰っていく姿に、自分たちもすごくうれしくなったとの報告を受け、イベントをやって本当によかったと、胸が熱くなったことを覚えています。イベントの目的は十二分に達成されました。

三瓶氏:
振り返ってみて、私個人として特に感慨深かったのは、30年勤続表彰のシーンです。かつて私が採用した社員たちが、今や役員や事業部長となり、誇らしげにステージに上がって表彰を受けている。彼らの成長の軌跡こそが、私の、そしてリネックスの歴史なのだと、言葉にできない感動を覚えました。また、今回のイベント開催は「絆の再構築」という点でも大きな意味がありました。画面越しやメールでのやりとりが当たり前となり、実際に顔を合わせる機会がほとんどなかった社員同士が、会場のあちこちで「○○さんですね、はじめまして!」「やっと会えました」と笑顔で語り合っている。デジタルが普及した今だからこそ、リアルな場で熱量を共有する価値を再認識しました。この日、札幌の地に生まれた一体感は、これからの当社を支える大きな原動力になるはずです。

創業の精神を「つなぐ」。提案力で周年イベントを成功に導いたパートナー

武笠氏:
今回の60周年イベントは、社員一人ひとりの心に深く刻まれるものとなりました。JCDは単なる運営代行ではなく、私たちの思いを共に形にする「パートナー」としての矜持を見せてくれました。今後も節目ごとに、社員の心に残る場を作っていきたいと考えています。私たちの意図を完璧にくみ取ってくれるJCDには、これからも多方面でのサポートを期待しています。

三瓶氏:
アニメーションのラストに記した「つなぐ」という言葉には、創業の精神を次世代へつなぐという真の目的を込めています。次は70周年、あるいはその手前の節目かもしれません。人の記憶に残る仕掛けを考えていきたいですね。あれもやりたい、これもやってみたい、望みをいえばキリがありません。今回、私の頭の中にあふれるほどの大きな思いを、実現可能な形でイベントに落とし込んでくれたのがJCDです。限られた予算内で最大の効果を出す「最適解」を提示できるのが、知見豊富なJCDの強みではないでしょうか。既成概念にとらわれない提案で、これからも私たちの思いを形にしてくれることを願っています。もし他社が私たちの取り組みに興味を持てば、自信を持ってJCDを推薦したい、そう思えるほど見事な仕事ぶりでした。

写真左から:
㈱JTB 埼玉支店 営業2課 今井 大造
㈱JTBコミュニケーションデザイン モチベーションイベント局 イベントプロデューサー 紺屋 可那子
㈱リネックス 三瓶 昌彦氏
㈱リネックス 武笠 修治氏

お客様情報

株式会社リネックス 様

所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田2-27-3
設立
1965年12月(創業1964年)
URL
https://www.linex.co.jp/
資本金
3億120万円
従業員数
130名(2026年2月現在)

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