イベント企画書はどう書けばいい?書き方や構成のポイントを徹底解説
新日本建販株式会社 様 【周年事業】三位一体と三幸精神の想いを繋げた50周年(TOPIC1:代表取締役社長 柿木様インタビュー)
2018年 創立50周年を迎えた新日本建販様は、周年のイベントとして記念式典を開催したり、会社のロゴマークをリニューアルしたりするなど、様々な取り組みを実施。その周年プロジェクトの根底にあったのは、「三位一体」、「三幸精神」という確固たる思いであった。
周年事業を振り返って、柿木社長、祐野常務、プロジェクトリーダーの寺口常務、山田部長代理、遠藤室長にお話を伺った。
周年事業全体を振り返って
(記念式典を2018年11月に実施したので)自分の心情の中では、お盆過ぎ頃から50周年という実感が出てきたように思います。記念式典という大切な周年イベントの開催やロゴマークのリニューアルなど、取り組むべきことも多く、9月半ば過ぎ頃からは、「大変なことを考えたな」と感じた時期もありました。ただ、事業を進めるにつれて自分の心境の中で「50年という節目に、これまで自社が大切にしてきたことを、自社の将来を担う次世代に繋げたい」という想いや、「創立50周年という機会を通じて、更にビジネスパートナーと共に発展していきたい」という思いが次第に強くなっていきました。
ロゴマークのリニューアル
以前使用していたロゴマークに関して、その作成された経緯を誰も知らなかったのです。これはマークに想いがこもっていないのではないかと感じ、寺口常務にロゴマークのリニューアルを検討したいと相談しました。過去にとらわれず、これからの時代にマッチした想いでロゴを創っていこうという想いがありました。
リニューアルに際して、最初に全社員アンケートを実施しました。意外だったのは、社員から「現在のロゴのままでよい」という意見が意外と多く、私の考えとは正反対であったことです。これほどまでに社員が、これまでのロゴマークに対して愛着を持っていたのです。
それでも、新しい時代に向けて飛躍していくためには現在のロゴのままではいけない、という考えは依然としてありました。また、社員章を「つけたい」と自ら思ってくれるようなものにしたかったということもあります。
新しいロゴマークは、ビジネスパートナーの方々からも、なかなか良いという評判をいただいています。完成して以降、年末年始の挨拶の際も社員全員が社章を付けてくれています。 私としては、社章を付けることで社員の一体感を高めたいという思いがあります。1年間くらいはかかると思いますが、今はとにかく浸透してほしいと思っています。
周年事業を通じた成果と、今後に向けて
創立50周年記念式典というイベントを開催したことによって、新日本建販としての「在り方」を全国のレンタル業社の皆様に周知できたと考えています。また、海外のお客様から、「建販は少し地味なイメージがあったが、今回の式典を見て考えが変わりました」というコメントをいただきました。 これも式典というイベントを開催した一つの成果だと思っています。
今後については、現在思案中です。これまでと同じことをして、10年20年後に果たして収益をあげ続けられるのかというところがある。建機のレンタル業の市場が細っていくのではないかとの不安は常にあります。レンタル業はなくならないでしょうが、今後再編が進み最終的に10社程度になるのではと考えています。将来に向け、新規分野を1つ2つ増やしていかなければと模索中です。
社員には、レンタルで100億目指していこう、と言っています。これは私だけでなく、前々社長の想いでもあります。徹底的に前々社長から仕込まれました 。前々社長はご病気で亡くなられましたが、病室で書かれた手記を1ページ大切に持っています。会社しか頭にない人でした。今回よっぽどそれを公表しようと思いましたが、自分だけに留めました。ただ、誰かがそこに書き留められた想いを持っていれば、それが社員にも伝播していくのではないかと思っています。想いの実現に向け、着実に進めていきたいと思います。
最後にJTBグループに一言お願いします
周年に向けては、約2年に渡り、数えきれない数の打ち合わせ重ね、式典の前日当日事後とサポートしていただき、JTBには感謝しています。投資した以上の成果はあったと自負しています。
お客様情報
新日本建販株式会社 様
- 所在地
- 〒222‐0033神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目6番地5
- 設立
- 昭和43年2月15日
- URL
- https://www.njm.co.jp/
- 資本金
- 495,010千円
- 従業員数
- 約240名