受賞者だけが主役じゃない!
これからの表彰式・表彰イベントのカタチとは

企業が従業員の成果や功績を称える「表彰式」。イベント担当者の皆様にとって、最もなじみのあるイベントのひとつではないでしょうか。これまでのいわゆる表彰式は、会社の利益に貢献した社員の栄誉を称えて慰労や感謝の気持ちを伝えることを目的として、受賞者に賞金や豪華なインセンティブ旅行などを贈る形式が主軸とされてきました。
しかし昨今、表彰式のあり方が変わりつつあります。この変化の流れを踏まえながら、JTBコミュニケーションデザイン(JCD)が考える新たな「表彰式」をご提案いたします。

表彰式 表彰イベント

そもそも、なぜ表彰式を実施するのか?

多くの企業が表彰式という社内イベントを実施していますが、開催にあたり、担当者様からはこんな声をよく耳にします。

  •  毎年実施するため内容がマンネリ化して、参加者の参加意欲も低い
  • 「例年にならって開催すること」自体が目的となってしまっている
  • 事後アンケートを取っているが、活用できていない

こういった課題に心当たりがある方も少なくないのではないでしょうか。

受賞者を称え、褒賞とともに栄誉感や感謝を受け取ってもらうことは、表彰式の重要な目的のひとつです。私たちはこれまで培ってきたモチベーションイベント®※のノウハウを活かし、企業が伝えたいメッセージや未来への想いを届け、受賞者だけでなく非受賞者も含めた全ての参加者の心を動かす表彰式を手掛けてきました。
※モチベーションイベント®・・・JCDが定義する、参加者のモチベーション向上にフォーカスした企業イベント。

例えば、栄誉感を感じるステージ設計だけでなく、企業と参加者そして参加者同士のコミュニケーションを促進するプログラム構成など、企業の課題に合わせ様々な施策を提供しております。また非受賞者の目線も大切にし、学びの要素を組み込んだプログラム内容で、見るだけでも参加者全体のスキルアップが図れ、非受賞者も「こうすれば、自分にもできるかもしれない」という気付きを元に、「次こそは自分が表彰されたい」とモチベーションを高めるとともに、受賞者の喜びの声や笑顔が、参加者全員の今後のモチベーションにつながる場としての機能も果たす表彰式を提供しております。また、JCDの多岐にわたるソリューションを元に、表彰式単体ではなく、表彰制度設計の構築など事前から事後まで様々なサポートを行います。

表彰式の目的・意義の深化と、その実現に向けて

近年、多くの企業が人的資本経営を行い、社員の価値の最大化を目指しています。そして、その良いきっかけ・人材育成の場として表彰式を活用することが増えてきました。この変化により、今後はより一層、受賞者だけでなく参加者全員・会社全体のモチベーションを高めるという目的が表彰式に求められると予想されます。
これからは、受賞者の満足はもちろん、「非受賞者の視点」をさらに意識し、全参加者にとって実のある表彰式を実施することが、イベントの成功に直結するとJCDは考えています。
前述した「学びの要素」を組み込んだプログラム設計の強化に加え、受賞者への褒賞においても、レジャー目的ではなく研修の意味を持たせたインセンティブ旅行を贈るなど、人材育成につながる視点が必要となります。

また、現在は社内イベントの多くがハイブリッド開催(リアル会場に受賞者や一部の参加者を集め、他の参加者はオンラインで視聴する形式)となっていますが、この場合はオンライン参加の上司や仲間と受賞者のいるリアル会場をつないでサプライズでお祝いメッセージを伝えるなど、リアル・オンライン参加者が相互かつ同時にコミュニケーションを取れるような工夫があると、式典に一体感や当事者意識が生まれます。受賞者への称賛がより伝わるとともに、成果を上げた一人だけではなく、個人の成果を支えてくれた上司や同僚も含めて称賛することで組織全体にスポットライトが当たり、さらなるコミュニケーションの活性化にもつながります。



従来のような褒賞授与型の表彰式ではなく、時流に即した表彰式を実施することが、今後の企業にとっても参加者にとっても有効な手段になると私たちは考えています。企業は社員全体のスキルや意識の底上げができ、参加者はスキルを磨いて称賛を受けながら生き生きと働くことができる。この好循環を、表彰式を通じて一緒に回していきませんか。
これまでの表彰式を変えたいが何をどう変えたらよいかわからない、新たに表彰式を実施したいけれどやり方が分からない、表彰制度から設計をし直したい……そんなお悩みをお持ちのご担当者様は、ぜひ一度JCDにお問い合わせください。新しい「表彰」を一緒に実現しましょう。

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