キックオフミーティングを成功に導いた事例とは?

キックオフミーティング(社員総会・経営者発表会)は、企業が理念・ビジョン・経営戦略を伝え、共有する重要なコミュニケーションの場です。年度初めや半期・四半期の区切りにおいて、共有すべき方針や戦略を経営層の熱量とともに直接従業員へ伝達する絶好の機会ですが、内容や演出によっては参加者にとって退屈な恒例行事となってしまう可能性もあります。今回は経営層と参加者が一体感を持って開催したキックオフミーティングの成功事例をご紹介いたします。

キックオフミーティング・社員総会を成功に導く施策事例

インタラクティブな発表形式の採用

<成功事例1>

キックオフミーティングでは、経営者からの一方的なプレゼンが延々と続き、重要なメッセージが参加者に浸透しづらいという課題を持つケースが多くあります。成功事例では「経営戦略など、これからの会社の方針を浸透させたい」という目的に対し、登壇者が一方的に語り続けるような従来の発表方法ではなく、複数名が登壇して会話や議論を深めながらメッセージを伝えるパネルディスカッション形式を採用しました。その結果、参加者の退屈感を払拭し、学びをより深めることができました。



没入感を高める空間デザイン

<成功事例2>

毎年同じ会場でいつものレイアウト、構成も変わらずマンネリ化してしまうといったことも、キックオフミーティングでは起こりがちな課題です。
ある成功事例では、参加者が没入できる非日常的な体験を創り出すため、巨大スクリーンによる圧倒的な視覚体験を実現しました。
この事例では、コンセプトを具現化する巨大スクリーンを設置。照明・音響の演出も加えて、オープニング映像から参加者がしっかりとイベントの世界観に夢中になれるようステージ設計にこだわりました。さらに、プレゼンは登壇者の熱意が伝わりやすいウォークアラウンド形式を採用。真摯に想いを伝える登壇者の姿をスクリーンに大きく映し出すことにより、メッセージの伝達性を高めました。また、オンライン参加者をスクリーンに映し出すことで、リアル・オンライン参加者同士の温度差の解消につなげました。



参加者の個性を尊重するコミュニケーション

<成功事例3>

キックオフミーティングだけでなく、社内イベントで参加者(従業員)の多様性や個性を表現するのも、昨今のトレンドであり成功のポイントです。 成功事例では、主催企業の新たな経営ビジョンに含まれる「多様性の尊重」の浸透を図るため、参加者に色とりどりのチーフを配布して身に付けてもらいました。また、イベント内で放映する映像に参加者から募集した写真やメッセージをふんだんに取り入れ、それぞれの個性や多様性を表現しました。社内イベント内の演出表現を通じて、企業の想いを社内外に発信することで、ブランディングやビジョンの浸透・エンゲージメントの向上などにつなげることが可能です。



キックオフミーティング・社員総会 成功のポイント

キックオフミーティングや社員総会を成功に導くためには、経営層からの視点だけでなく、参加者側のニーズを正しく理解し、それに伴った企画を立て、施策や演出にも工夫をする必要があります。
こちらの資料では、キックオフミーティングの成功のポイントを解説しているほか、成功事例のより詳しい内容も掲載しております。ぜひ併せてご覧ください。

JTBコミュニケーションデザインは、コミュニケーションのプロとして、キックオフミーティングや社内イベントに留まらず、それぞれの企業が目指す未来に向けた企業イベントを提供しています。 企業イベントの開催について、お力になれることがございましたら、ぜひご相談ください。