成果につながる!パートナー企業のモチベーションを高めるインセンティブイベント設計とは?

パートナー企業(販売代理店・チャネル)の皆さまと、これまで以上に良好な関係を築いていきたい。
パートナービジネスを展開している多くの企業が、インセンティブプログラムやキャンペーンを通じて、パートナー企業の成果を支援・促進しています。その施策の一つとして、インセンティブイベント(表彰式/アワード)を実施している企業も増えています。
しかしながら「どのように設計したら効果的なのか」「パートナー企業のモチベーションや成果につながるイベントとは何か」といった課題を感じていらっしゃるご担当者も少なくありません。では、パートナー企業とのエンゲージメントを高め、成果へとつなげるためのインセンティブイベントとは、どのような形が望ましいのでしょうか?
本記事では、私たちJTBコミュニケーションデザイン(以下、JCD)がこれまで手掛けてきた様々なインセンティブイベントの知見をもとに、パートナー企業のモチベーションを高める、効果的なイベント設計のポイントをご紹介します。

それぞれの立場で変わる、インセンティブイベントの目的・参加意義

パートナー企業向けの表彰式には、主催者・受賞パートナー企業・非受賞パートナー企業といった、さまざまな立場の参加者が存在します。まずはそれぞれの参加者が、イベントに対してどのような目的や参加意義があるのかを理解することが、イベントを設計する上で重要となります。

▸主催者の主な目的

パートナー企業に対し、日頃の感謝を伝え功績を称えるとともに、今後の戦略を共有し期待感を醸成することで、長期的かつ継続的な関係性を築くことにあります。 インセンティブイベントを通じて、企業の方向性やビジョンを明確に伝え、参加者と思いを共有し、信頼関係を深めることが可能です。直接的な交流によりエンゲージメントを向上させ、今後の協業をより強固なものにしていくことを期待している主催企業が多いです。

▸受賞パートナー企業の主な参加意義

受賞企業にとって、インセンティブイベントは日頃の努力が認められる場であり、モチベーション向上につながる重要な機会です。さらに、主催企業や他参加企業との交流を通じて、新たなビジネスチャンスや協業の可能性が広がります。 主催者からの評価や表彰実績は、企業価値向上や自社プロモーションの強化、ブランド力の向上にもつながるため、インセンティブイベントを社内外からの信頼獲得や次なるビジネスチャンスにつなげるきっかけとして活用しているケースも多く見られています。

▸非受賞パートナー企業の主な参加意義

非受賞企業にとって、インセンティブイベントへの参加は、主催企業の方針を理解し、優れた事例に触れる貴重な機会です。また受賞パートナー企業との交流を通じて新たな気づきを得ることで、自社の取り組みを見直すきっかけにもなります。表彰対象ではなくとも、イベントに参加することで企業や商品に対する理解を深め、今後の活動へのヒントを得たり、「次は受賞を目指す」という目標設定をしたりと、自社の成長に活かせる情報を収集する貴重な機会として活用されています。


単なる「おもてなし」を超えたイベント設計が重要に

では、インセンティブイベントに不可欠な要素とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
前述のように、インセンティブイベントには、それぞれ異なる目的や意義を持った参加者が集まります。ホスピタリティの高さやおもてなし感はもちろん重要ですが、参加者の期待に応えるためには、それ以上の要素が求められます。非受賞パートナー企業が参加しない場合にも、次回は目指したくなるような魅力的なイベントにすることや、成功事例の共有などを通じて気づきを得られる設計にする必要があります。
また主催企業にとっても、インセンティブイベントは潜在パートナー企業に向けたプロモーションとして活用可能です。パートナー企業に対する姿勢を伝えることで、新規パートナー開拓のアプローチ手法として新たな関係構築のきっかけを生み出すことができます。
これらの様々な要素が必要になるため、優先順位を明確にし、複合的に考えながら、主催企業の課題や目的にあったイベント設計を行うことが重要です。
下記の資料では、JCDの独自調査データをもとに、参加者にとって意義のある表彰式設計のポイントについて解説しております。ぜひ併せてご覧ください。

パートナー企業向けインセンティブイベント設計におけるJTBコミュニケーションデザインの強みとは?

JCDでは、長年にわたりワーク・モチベーションの研究を重ねてきました。社員の皆様の「全ての行動の起因」になるモチベーションを、企業活動にとって重要なものと捉え、イベントが持つ特性と独自のワーク・モチベーション研究に基づいた、社員と企業が“ありたい姿”に近づくための「モチベーションイベント®」をご提供しています。

イベント設計における4つのステップ

イベントプロデューサーの経験に基づいたヒアリングにより企業の課題を抽出し、イベントを実施する目的や課題を適切に把握することで、イベント当日および事前・事後施策を通じて課題解決につながるような最適な企業イベントを目指してご提案をしております。パートナー企業向けインセンティブイベント設計においても、主催者へのヒアリングはもちろんのこと、これまでの経験を通じて得た「受賞パートナー企業」や「非受賞パートナー企業」の参加者からの情報も活用していきます。


事前のプランニングから当日のオペレーションまで、こだわりを持ってプロデュース

イベントの特性に応じて、オーダーメイドのプロジェクトチームを編成。これまでの実績や知見をもとに、企画設計から制作管理、当日の現場対応、更には事後対応まで、ワンストップで対応いたします。イベントに関わるすべての業務を、経験豊富なプロデューサーがご担当者の皆様に伴走し、企業の想いを実現できるイベントをプロデュースいたします。

国内から海外まで、柔軟かつ幅広い対応が可能

JTBグループとして、海外でのイベント開催実績も豊富です。海外でのインセンティブイベントは、インセンティブとしての特別感と、日本では味わえない非日常空間を体感することで、参加者のモチベーションを向上させる最高の機会となります。独自の海外ネットワークを駆使し、開催地にとらわれることなく、インセンティブイベントの効果を最大限に高めるイベント設計が可能です。国内外を問わず最適な場所でイベントを実施することで、参加者それぞれの目的達成を後押していきます。


JCDは、長年取り組んできたインナーコミュニケーションのプロフェッショナルとして、参加者それぞれの目線に立ち、企業が実現したい未来に向けたイベントをトータルでご支援しています。 「インセンティブイベントのそもそもの効果や意義が知りたい」「他社の事例を詳しく知りたい」とお考えの方に向けて、開催の効果やイベント設計のポイントとその事例を掲載した資料をご用意しております。ページ下部よりダウンロードいただけますので、ぜひ本記事と合わせてご活用ください。
「規模が大きくなって担当者では難しくなってきた」「新たな視点を入れてさらにインセンティブイベントを効果的に実施したい」など、パートナー企業向けインセンティブイベント(社内表彰式/アワード)に関する課題がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。貴社に最適で効果的なイベントをご提案いたします。

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