マンネリを脱却!社内表彰式/アワード設計のアイデアとは?
新入社員の心を掴む!新しい時代の入社式とは?
「例年通りの進行で、新入社員の表情が硬いまま終わってしまった……」
「社内調整や実務に追われ、本来大切にしたいことにまで手が回らない」
新入社員を「温かく迎えたい」と願う一方で、マンネリ化やリソース不足といった課題を感じていませんか?
誰よりも新入社員の門出を祝い、会社をより深く知ってもらいたい。そう思うからこそ、多くの担当者が「理想と現実のギャップ」に頭を悩ませています。
私たちJTBコミュニケーションデザイン(JCD)は、JTBグループの「モチベーション専門集団」です。30年以上にわたり、独自の「ワーク・モチベーション研究」を基にした「モチベーションイベント®」をご提供しております。入社式をはじめ、社内表彰式やキックオフ、周年事業、プロモーションイベントなど年間1000本以上の多様なイベントプロジェクトを手掛ける中で、こうした皆さまの課題に寄り添ってまいりました。
入社式は今、単なる「恒例行事」から、エンゲージメント向上と成長を促すための「戦略的イベント」へと進化しています。
本コラムでは、私たちが長年培ってきた知見をもとに、担当者の皆様の負担を軽減しつつ、新入社員の未来につながる入社式を実現するためのポイントを解説していきます。
【 目次 】
- なぜ今、入社式の「刷新」が必要なのか? Z世代の心を掴む採用ブランディングの新常識
- 入社式の目的・意義とは?目的達成のために押さえておきたいポイント
- 入社式の一般的なプログラム/流れ/式次第とは?
- 入社式後は何をする?
- 入社式成功のポイント:感動をエンゲージメントに変えるコツ
- オンライン入社式・ハイブリッド入社式(リアル×オンライン)とは?
- 「内定式」と「入社式」の違い
- 入社式を刷新!ユニーク/面白い入社式の事例をご紹介
- 入社式を外部委託すると?メリット・デメリットと「プロ」の価値
- まとめ:入社式は「企業の未来」を創る第一歩
- 【無料ダウンロード資料】 新しい時代の入社式と採用ブランディング 従業員エンゲージメント・リテンション向上への近道とは
なぜ今、入社式の「刷新」が必要なのか?
Z世代の心を掴む採用ブランディングの新常識
社会情勢や働く人々の価値観が劇的に変化する今、入社式の役割もまた、劇的な転換期を迎えています。多くの企業が入社式のアップデートに注力する理由。それは、単なる行事の見直しではなく、入社式こそが経営戦略を左右する「重要なブランディングの場」だからです。入社式は今、現代の採用市場で勝ち抜くための不可欠な戦略へと進化を求められています。
▹Z世代が求めるのは「儀礼」よりも「意味のある体験」
現在の新入社員の中心であるZ世代は、形式的なルールや権威よりも、「自分という存在が認められているか」「この場所でどのような体験ができるか」という本質的な価値を重視する傾向にあります。 一方通行なスピーチが続く従来の式典は、彼らにとって「遠い世界の出来事」に映りかねません。彼らの価値観に寄り添い、双方向のコミュニケーションや没入感のある演出を取り入れることが、「この会社は自分たちを理解し、大切にしてくれている」という信頼(エンゲージメント)への第一歩となります。
▹「初日の体験」が早期離職と内定辞退を防ぐ
入社式は、新入社員にとっての「最初の社内体験」です。この日の感動や驚きは、会社に対するロイヤリティに直結します。
- 「この会社を選んで本当に良かった」という確信
- 「これからこの仲間と働きたい」という高揚感
初日にこれらを抱けるかどうかが、入社直後のマインドセットに大きな影響を与え、結果として早期離職の防止や、翌年以降の候補者に対する「選ばれる理由」の強化へと繋がります。
▹社外へ広がる「選ばれる企業」としての発信力
刷新された入社式はそれ自体が強力なPRコンテンツです。SNSでの拡散やメディア露出、採用サイトで紹介することで、様々なメッセージを社外へ発信することができます。入社式を「閉じた行事」から、未来の候補者へ向けた「開かれたブランディングの場」へと転換すること。これこそが、激化する採用市場において自社の独自性を打ち出す、投資対効果(ROI)の高い戦略となります。
入社式の目的・意義とは?目的達成のために押さえておきたいポイント
では、入社式は「何のために」行うのでしょうか。ここでは、主な目的・意義を3つご説明します。
1.社会人としての自覚と、自社へのモチベーション向上
入社式は、新入社員が学生生活に区切りをつけ、社会人としての新たな一歩を踏み出す大切な節目です。非日常感のある空間が、新入社員に心地よい緊張感を与え、「今日からこの組織の一員に」という当事者意識を芽生えさせます。それと同時に「この会社を選んでよかった」「この組織のために力を尽くしたい」というモチベーションを向上させる絶好の機会でもあります。
2.企業理念・ビジョン・方針の浸透
経営トップの想いを新入社員に直接届ける最初の機会として、会社が目指すべき方向性を共有し、組織と新入社員が共に歩み出すための「ベクトル合わせ」を行います。創業精神やビジョン、そして会社が大切にしている価値観(バリュー)を熱意とともに伝えることで、共感とエンゲージメントを高めます。
3.同期・先輩社員との絆を強め、組織との「一体感」を築く
新入社員は、期待に胸を膨らませる一方で、「この会社でうまくやっていけるだろうか」「同期や職場に馴染めるだろうか」といった不安も抱えています。入社式や懇親会などのイベントを通じて、同期同士の「横のつながり」や、先輩・上司との「縦のつながり」を築くことで、孤独感を解消し、組織への一体感を高めることができます。早い段階で「自分はこの場所で受け入れてもらえている」という安心感(心理的安全性)を持ってもらうことは、組織へのエンゲージメントを高め、入社後の定着率や長期的な活躍につながる重要な要素です。
入社式の一般的なプログラム/流れ/式次第とは?
続いて、入社式の一般的なプログラム構成をご紹介します-
オープニング/開会の挨拶
式の始まりを告げる重要なパートです。これから始まる式典の趣旨や想いを伝え、期待感を高めます。 -
経営トップから新入社員へ、お祝いの言葉とともに、経営理念や将来のビジョン、期待することなどを贈ります。トップの『生の声』を届けることで、新入社員のモチベーションを高める、入社式の要となるプログラムです。
代表/社長挨拶
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祝辞
- 役員や来賓、先輩社員の代表などが、歓迎の意を込めて祝辞を述べます。温かいメッセージは、新入社員の意欲を高め、不安を和らげる効果もあります。
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入社辞令交付
- 新入社員一人ひとりに辞令を手渡します。名前を呼ばれ、証書を受け取ることで「正式に社員になった」という実感が湧く瞬間です。人数が多い場合は、代表者が受け取る形式も一般的です。
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新入社員の挨拶(決意表明)・自己紹介
- 新入社員の代表者が、入社にあたっての抱負や決意を述べます。フレッシュな言葉は、受け入れる側の既存社員にとっても初心を思い出す良い刺激になります。少人数の場合は、一人ずつ自己紹介を行うこともあります。
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記念撮影
- 同期全員、あるいは役員を交えて集合写真を撮影します。一生に一度の記念になるだけでなく、社内報や広報資料としても活用できる大切な記録です。緊張がほぐれた式の後半での実施がスムーズです。
近年ではこのような基本形を大切にしながらも、自社の目的や参加人数、伝えたいメッセージに合わせて独自のコンテンツを積極的に盛り込む企業が増えています。
期待感を高めるオープニングVTRや、同期の絆を深めるためのチームビルディング、先輩社員によるメッセージ動画、あるいは経営陣とフラットに語り合う座談会など、その演出は多岐にわたります。「この式を通じて、新入社員の心にどのような変化を起こしたいか」という目的に立ち返り、自社らしい要素を加えることが大切です。
入社式後は何をする?
入社式の閉会は、新入社員にとってゴールではなく、社会人生活の本当のスタートラインです。入社式が終わった後は、下記のプログラムへと移行するのが一般的です。
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懇親会
- 式典の厳粛な雰囲気から一転して、リラックスして社員同士の親睦を深める場です。軽食を囲みながら、同期同士や先輩社員と会話を弾ませることで、緊張をときほぐし、人間関係の第一歩をサポートします。
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オリエンテーション
- 就業規則の説明や事務手続き、翌日からの研修スケジュールの案内などを行います。実務的な内容が多いため、メリハリをつけて実施をすることがポイントです。
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新入社員研修
- 社会人としてのマインドセットやスキル、ビジネスマナーを学びます。企業によっては、現場見学・視察などもかねて宿泊形式で実施するケースもあります。
近年特に重要視されているのが、入社式から新人研修へのスムーズな移行です。式典で高まった帰属意識やモチベーションを維持したまま、研修フェーズへ移ることで、教育効果を最大化することが期待できます。
JCDはイベントだけでなく、組織開発・人材育成の支援も行っております。「入社式で心を動かし、研修で行動を変える」入社式当日の設計から直後の新人研修まで一貫してサポートすることが可能です。参考リンク:人材開発コンサルティングの詳細はこちら
入社式成功のポイント:感動をエンゲージメントに変えるコツ
入社式成功の鍵は、いかに新入社員の心を動かすかが重要です。具体的には、以下の3点がポイントだと考えます。
1.「自分ごと化」できるストーリー設計と没入感
入社式は、新入社員が主役です。単にプログラムをこなすのではなく、会社のビジョンを自分ごととして捉えるためのストーリーを設計することが大切です。メッセージを一貫したテーマで繋ぎ、言葉による理解だけでなく、映像や演出を駆使して五感に訴えることで「この会社の一員になれて嬉しい」という高揚感を生み出します。「会社側のメッセージを聞く場」ではなく、「自分の未来と会社のビジョンが重なる場」を作ることが入社式成功のポイントです。
2. 歓迎の想いを伝える双方向コミュニケーションとホスピタリティ
新入社員の不安を期待に変えるのは、細部に宿るホスピタリティです。また、会場での出迎えや先輩社員との対話など、双方向のコミュニケーションを意識することで、「この場所なら自分らしく挑戦できる」という安心感を初日に醸成することが大切です。「大切にされている」という実感こそが、会社に対する強い信頼の土台となります。
3.感動を支える「隙のない進行管理」
入社式は新入社員が初めて目にする「自社の仕事の現場」そのものです。 時間の遵守や、トラブルへの即応力といった「プロの仕事」を見せることが、そのまま企業ブランドへの信頼に直結します。徹底した事前準備とスムーズな運営が、主役である新入社員が式典の内容に100%集中できる環境を担保します。
担当者向け「入社式事前準備TO DOリスト」
入社式の準備は、コンセプトの企画から当日の細かな運営、その後の懇親会まで多岐にわたります。成功へと導くための主要なタスクを「TODOリスト」としてまとめました。ぜひご活用ください。
オンライン入社式・ハイブリッド入社式(リアル×オンライン)とは?
「オンライン入社式」は、WEB会議システムを活用し、一会場に集まらずにインターネット経由で参加する開催形式です。また「ハイブリッド入社式」とは、本社会場などのリアル開催と、支社・営業所などのサテライト会場、あるいは自宅からのオンライン参加を組み合わせた開催形式です。コロナ禍以降、場所の制約を超えて気軽に参加できるイベント手法として、近年のスタンダードになりつつあります。オンライン・ハイブリッド開催のメリット・デメリット
導入にあたっては、その特性を正しく理解しておくことが重要です。
リアルとオンラインの壁をなくす、オンライン・ハイブリッド開催成功のポイント
オンラインやハイブリッド形式では、場所が離れていても「同じ体験を共有している」という感覚をいかに演出するかが成功の分かれ目となります。そのためには、通常の式典準備に加えて、以下のデジタル環境と心理面への配慮が不可欠です。• 安定した配信環境の構築と入念な機材チェック
配信元だけでなく、受信側(各拠点・自宅)の回線速度や安定性を事前に確認しておく必要があります。視聴環境の事前設定連絡や有線LANの使用を推奨するなど、通信環境の確認を最優先に行いましょう。また、当日の機材トラブルを防ぐため、本番と同じ時間帯・環境で接続テストを含むリハーサルを行うこともお勧めです。
• 「同じもの」を共有するための事前手配
入社証書や社章、ユニフォーム、記念品などは、当日までにオンライン参加者の手元に届くよう手配します。画面越しであっても「全員が同じものを身につけ、持っている」ことが、組織への帰属意識を高める要因となります。
• 「食」と「交流」における疎外感の防止
式典後の懇親会をハイブリッドで行う場合、リアル参加者だけが飲食を楽しんでいる状況は、オンライン参加者に疎外感を与えてしまいます。オンライン参加者の自宅へも同じ食事(デリバリー)を手配する、あるいは飲食を伴わない全員参加型のコンテンツにするなど、不公平感を出さない配慮が大切です。
「内定式」と「入社式」の違い
入社式を設計する際に、改めて整理しておきたいのが「内定式」との役割の違いです。どちらも新入社員を迎える大切な場ですが、目的や参加者の心理状態は異なります。近年では、これらを単独の行事としてではなく、一貫したストーリーで設計し、入社までの体験を連続的に構築することが求められています。さらに、その様子を社内外への発信することで、採用ブランディングに活用したいと考える企業が増えています。
それぞれの特徴を理解し、ストーリー性を持たせた連携を図ることが、企業と新入社員双方にとって価値ある体験を創出する鍵となります。

「点」ではなく「線」でストーリーを描く
入社式と内定式は、単なる個別イベントではなく、一貫したストーリーで設計することが成功のポイントです。内定式での体験は、入社への期待感を高め、モチベーションを決意へと変える流れを生み出します。ストーリー性を持たせることで、企業理念やビジョンの浸透も自然に促進できます。内定式で高めた期待を入社式で確固たる決意に変える設計を行えば、新入社員のエンゲージメントは飛躍的に向上します。さらに、その様子をSNSや採用サイトで発信することで、採用ブランディングの強力なコンテンツとしても活用が可能です。「点」ではなく「線」でつなぐ視点が、企業と新入社員双方にとって価値ある体験を創出する鍵となります。近年の内定式のトレンドや、具体的な手法・事例については、以下のインタビュー記事で詳しく解説しています。こちらも併せてご覧ください。
トピックス「企業と内定者に好循環をもたらす内定式の役割とは」|JTBコミュニケーションデザイン
入社式を刷新!ユニーク/面白い入社式の事例をご紹介
近年では前述した参加者の価値観に寄り添うため、「形式」から「体験」「共感」を重視したプログラムへの転換が進んでいます。ここでは、JCDが実際にプロデュースした、入社式の事例と企画のポイントをご紹介します。事例①:SOMPOホールディングス株式会社様
SOMPOホールディングス初となるグループ合同入社式の事例です。センターステージとランウェイを配置した斬新なレイアウトや、没入感のある映像演出により、会場全体の一体感を醸成。フィナーレでは役員とのハイタッチ退場を行うなど、従来の形式にとらわれない「フラットな空間」で、グループのパーパス共有と相互理解を深める場を実現しました。


事例②:JTBグループ入社式
「370colors」をコンセプトに、新入社員370名の個性や多様性を映像やカラーチーフや光の演出で表現。参加者目線での「自分ごと化」を重視しつつ、メディア取材を入れてアウターブランディングにも活用した、ハイブリッド開催の成功事例です。

その他入社式の事例はこちら
イベント事例一覧|JTBコミュニケーションデザイン
入社式を外部委託すると?メリット・デメリットと「プロ」の価値
入社式をプロに委託する最大のメリットは、実務担当者が「新入社員とのコミュニケーション」という本来のコア業務に専念できることにあります。入社式の準備は極めて多岐にわたり、通常業務と並行してゼロから式典を再構築するのは容易ではありません。特定の方に重責が集中し、疲弊してしまう現場も少なくないのが実情です。プロに委託することで、人事本来の役割である「どんな想いを伝えるか」「どう新入社員と向き合うか」というコア業務に注力し、エンゲージメント向上に向けた新しい入社式を作り上げることが可能です。
入社式を外部委託するメリット・デメリット
外部委託を検討する際のポイントを、分かりやすく整理しました。
「戦略的な入社式」を、共に創り上げるパートナーとして
外部委託は単なる作業の代行ではありません。JCDでは実務を担うとともに、皆様と共に「エンゲージメントを高める新しい入社式」を作り上げています。これこそが、私たちが提供する「プロとしての価値」です。
企業や担当者皆様の想いを大切にしながらも、参加者が参加して良かったと思える入社式をプロデュースしております。JCD社員が自らの体験と担当事例(JTBグループ合同入社式)を通じて語った、こちらの記事もぜひご覧ください。
トピックス「企業・新入社員双方の視点を大切に想いを込めた入社式をプロデュース」|JTBコミュニケーションデザイン
まとめ:入社式は「企業の未来」を創る第一歩
入社式は、新入社員にとって一生に一度の晴れ舞台であると同時に、企業にとっても「未来のコア人材とのエンゲージメントを高める最初の接点」となる極めて重要なイベントです。しかし、多様化する働き方や価値観の中で、「どのように設計したら新入社員の心に響くのか」といった課題を感じている担当者の方も少なくありません。
私たちJCDは、「ワーク・モチベーション」の研究に基づき、単なる「イベント」ではなく、参加者の行動変容を促す「モチベーションイベント®」をご提供しています。長年培ってきた「イベントノウハウ」をもとに、これまで数多くの企業様の入社式をプロデュースしてきました。最新のトレンドを取り入れた演出から、貴社独自のカルチャーを反映したストーリー設計まで、人事の皆様の「想い」を形にするパートナーとして伴走します。
「マンネリ化を脱却したい」「事務局の負担を減らしたい」「採用ブランディングに繋げたい」どのような課題でも、まずは一度ご相談ください。貴社の想いを形にする最適な入社式をご提案いたします。
【無料ダウンロード資料】
新しい時代の入社式と採用ブランディング 従業員エンゲージメント・リテンション向上への近道とは
新入社員のインサイトデータを元にした設計のポイントや入社式事例、採用ブランディングの効果をまとめた資料をご用意しました。社内検討の資料としてぜひご活用ください。▶資料ダウンロードはこちら
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